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新コロナ関係ニュース

ハムスターなど約2000匹のコロナ感染疑いで処分命令(香港)

2022年1月18日

香港政府は輸入されたハムスターが新型コロナウイルスの感染源となっている疑いがあるとして、ハムスターの処分を命じた。ハムスターを販売しているペットショップは休業となり、ペットショップを訪れた100人余りが隔離施設に送られた。

これらハムスターはオランダから輸入されたが、販売店の従業員がコロナ陽性判定がされた。
このハムスターは複数のペットショップに納品されている事から、ハムスターだけでなく約2000匹の小動物が処分され、輸入停止とされている。

日本ではペットや動物からの感染については、あまり触れられて来てないが中国では、コロナ(オミクロン株)がネズミ由来との論文が出されてたりするなど、動物由来と論拠づける傾向があるようです。
中国科学院の銭文峰教授らによる中国の研究チームが「ジャーナル・オブ・ジェネティクス・アンド・ジェノミクス」の最新号に掲載した論文で、「オミクロン株がネズミから始まったという証拠を見つけた」と明らかにした。
研究者らはオミクロン株の45の突然変異に関する分子スペクトルを分析し、このような結論を下したと明らかにした。

新型コロナの「武漢研究所流出説」忖度されていたことが政府の文書により判明

2022年1月13日

アメリカ大統領の首席医療顧問をはじめとする政府の有力な専門家たちが、新型コロナウイルスの起源は「中国の武漢にあるウイルス研究所から流出したもの」である可能性を早い時期に認識しつつも、中国への配慮などから黙殺していたことが科学者同士のメール文書から明らかになったと報じられています。

新型コロナウイルスの起源についてはコウモリやヘビといった野生動物由来だとする説が唱えられていますが、一部の科学者はウイルスが最初に発見された中国・武漢市の研究施設から漏れ出たものではないかとも指摘していました。

この「武漢研究所流出説」は当初陰謀論として猛反発を受けましたが、2021年5月に科学者18名が再調査を要求したのを皮切りに見直しの動きが世界中で進められています。

イギリスの一般紙・The Telegraphは2022年1月11日に、

「各国政府の政策に強い影響力を持つ有力な専門家らが、新型コロナウイルスが研究所から偶発的に流出した可能性は高いと考えつつも、中国との関係悪化に対する懸念から議論を控えていたことが、電子メールの公開により明らかになりました」と報じました。

つまり、米国政府関係者はコロナ発症が中国武漢と流出の可能性が高いとしながらも、中国へ忖度していたという事です。

伝えられるところによると、イギリスの医療系公益団体・The Wellcome Trustのジェレミー・ファーラー所長からアメリカ国立衛生研究所のフランシス・コリンズ所長とアメリカ国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長に宛てられた2020年2月2日のメールには、「新型コロナウイルスはセキュリティが低い研究所でSARSコロナウイルスのようなウイルスから急速に進化したもの」という説が「可能性の高い真相」として言及されていたとのこと。

米国政府関係者は中国へ忖度していたという事です。

アメリカ・スクリプス研究所の免疫学者でSARS研究の第一人者でもあるマイク・ファーザン教授の見解を引用して、「彼は新型コロナウイルスに見られる『フリン切断部位』という部分の特徴が、研究室外で発生したウイルスであると説明するのを難しくしていると述べています」と書いた上で、「私は、ウイルスが研究所から漏れ出した可能性と自然界から偶然出現した可能性の割合は、70対30か60対40だと思います」とコメント。新型コロナウイルスは、SARSコロナウイルスをヒトの細胞の中で繰り返し継代培養した結果、誤って人から人へと急速に感染するようなウイルスになってしまったものである可能性があるとの見方を示しました。

その後のやりとりで前述の割合を50対50に改めました。他方で、一連のメールでは新型コロナウイルスのフリン切断部位が自然界では珍しい点についてイギリス・エディンバラ大学のアンドリュー・ランボー教授が同意していることや、アメリカ・テキサス大学のボブ・ギャリー氏という研究者がウイルスの自然発生説に納得していないと述べていることなども分かっています。

これに対し、ファウチ氏は「これ以上の議論は科学界全体、特に中国の科学界に不必要な害を与えるでしょう」と反応。コリンズ氏も「国際協調を損ないかねません」として議論を早々に打ち切り、話題を陰謀論やデマの押さえ込みに移しました。

明らかになったメールのやりとりは、アメリカ連邦議会の下院監視委員会が、以前の情報公開請求により公開された文書の修正があまりに多すぎることから、政府に改めて文書の開示を求めたことにより公開されたものです。

共和党所属の下院議員であるジェームズ・コーマー氏は「この文書は、ファウチ氏のような専門家が以前話していたよりもはるかに真剣に武漢研究所流出説を受け止めていたことを示すものです」と述べました。

House Oversight letter and email transcriptions – DocumentCloud(PDFファイル)
https://www.documentcloud.org/documents/21177759-house-oversight-letter-and-email-transcriptions

Scientists believed Covid leaked from Wuhan lab – but feared debate could hurt ‘international harmony’
https://www.telegraph.co.uk/news/2022/01/11/scientists-believed-covid-leaked-wuhan-lab-feared-debate-could/

Republicans Release Text of Redacted Fauci Emails on Covid Origins
https://theintercept.com/2022/01/12/covid-origins-fauci-redacted-emails/

2021年12月29日

コロナ変異株「オミクロン」がデルタ株を駆逐する

コロナの変異株であるオミクロン株がデルタ株を駆逐する可能性があると報告。

特に新型コロナワクチンを接種したことがある人が、オミクロン株に感染すると、オミクロン株だけでなくデルタ株に対する免疫も強化される。
デルタ株より重度化リスクが低いオミクロン株が、デルタ株を駆逐するのに役立つ可能性が示されています。

つまり、オミクロン株に感染をすると、免疫抗体が14倍に増え、デルタ株に対する抗体も4.4倍に増加。

「オミクロン株に感染した人はデルタ株に再感染する可能性が低くなるということなので、もしオミクロン株の病原性が低いかもしれないというこれまでの知見が確かであれば、この結果はデルタ株を克服する上で追い風になると思われます」

<関連文書>

Covid: Omicron appears to protect against delta and could displace it, study says
 https://www.cnbc.com/2021/12/28/covid-omicron-appears-to-protect-against-delta-could-displace-it-study.html

・South Africa study suggests Omicron could displace Delta | Reuters
 https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/safrica-study-suggests-omicron-enhances-neutralizing-immunity-against-delta-2021-12-28/

2021年10月26日

新型コロナウイルスは「脳の血管」を詰まらせて脳にダメージを与えるという研究結果

これまでにも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症として脳に影響を与えている事の可能性が指摘されてきましたが、ここでフランス・スペイン・ドイツの共同研究チームが新たに「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は脳の内皮細胞にダメージを与える」という研究結果を発表しました。

新型コロナによって死亡した患者の脳組織の損傷が確認されるケースがあり、新型コロナから回復した一部の元患者は「回復後も認知症のような症状が続いている」と報告していることから何らかの形で脳に影響を与える可能性があるとされています。

新型コロナ と脳の関係について、フランス・スペイン・ドイツの共同研究チームは新たに 新型コロナ により亡くなった献体の脳をMRIでスキャンするという調査を実施。比較対象の献体に比べ、死んだ毛細血管、いわゆる「ひも状血管(string vessels)」が有意に多くなっていることを突き止めました。

続いて研究チームは実験用のハムスターに 新型コロナを感染させ、感染4日後に紐状血管の量が増加することを確認しました。また、続く実験ではS 新型コロナが脳の内皮細胞に直接感染することでプロテアーゼが発現し、免疫反応において重要な役割を担うタンパク質のNF-κB essential modulator(NEMO)を切断しているという可能性が示唆されたとのこと。

今回の研究結果は、献体にみられた脳損傷が 新型コロナ によって引き起こされたと断定できない点や、脳損傷の長期的な推移については調査対象外だったことから、脳に与える影響を全て説明しているわけではないとされていますが、研究チームは「この知見は 新型コロナ の急性期だけでなく長期的にも現れる神経学的症状や脳卒中やてんかん発作のリスク増加に関する部分的な説明になる可能性がある」と述べています。

ハムスターを用いた今回の実験では、 新型コロナ の影響によると考えられる紐状血管の増加は可逆的だったことから、研究チームは人間においても紐状血管の増加は可逆的な可能性があると主張。また、 新型コロナ の感染を受けた内皮細胞の周辺で免疫系が作用することから、研究チームは「ワクチン接種で紐状血管の増加が防げると考えられる」と語っています。

海外ジェネリックならば三越屋

The SARS-CoV-2 main protease Mpro causes microvascular brain pathology by cleaving NEMO in brain endothelial cells | Nature Neuroscience
https://www.nature.com/articles/s41593-021-00926-1

EU scientists reveal long-term brain damage caused by Covid
https://www.rfi.fr/en/france/20211022-eu-research-reveals-long-term-brain-damage-caused-by-covid

Study reveals how COVID-19 can directly damage brain cells
https://newatlas.com/health-wellbeing/coronavirus-damage-blood-brain-barrier-cells-cognitive-long-covid/

2021年09月09日

デルタ株に感染した人はワクチン後もリスクは変わらない

デルタ株に感染した人はワクチンの効果

新型コロナウイルスのデルタ株の感染力に関してはワクチンの効果が無い可能性があると発表。
調査では新型コロナのデルタ株に感染した場合において、ワクチンを2回接種していても人に感染させる力は変わらない可能性があるとイギリスの保健当局が明らかにしました。

イギリスのイングランド公衆衛生庁が今年6月以降にデルタ株に感染した人についてウイルス量を調査。
ワクチンを1回も接種していない人と2回接種した人との間にほとんど差が無かったとの事。
結果を受けて、イギリスの保健当局は、デルタ株に感染した人はワクチン接種を完了していても人を感染させる力は減っていない可能性があると指摘しました。  先週にはアメリカのCDC=疾病対策センターも、同じような可能性を指摘しています。

海外ジェネリックならば三越屋

デルタ株は従来のコロナウィルスより「潜伏期間が長くウィルス量も1,000倍以上に増加」ことが分かっていまので、ワクチンを打ったからと言って安心せず注意が必要です。

Transmission dynamics and epidemiological characteristics of Delta variant infections in China | medRxiv
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.12.21261991v1.full

Delta’s rise is fuelled by rampant spread from people who feel fine
https://doi.org/10.1038/d41586-021-02259-2

分析の結果では「デルタ株に感染した人は症状が出る前の2日間にわたってウイルス粒子を排出していた」

また、「この研究結果は、デルタ株が従来株や他の変異株を圧倒して、世界的に優勢な株になった理由の裏付けになることでしょう」とも述べています。